おはこんち。
今回もZXR400整備記録簿について書きます。
前回はこちら。
では、早速。
キャブレターの再OH
まずは意気揚々と掃除し直しておりました。
ほなら出るわ出るわのゴミだらけ。
流石に手を抜きすぎたか?とはいっても、キャブレターボディ丸ごとの掃除なので、まあその分の汚れも多いんだろうが。
大変鬱になりながら組み上げ。
キャブレターの整備には間違いなくこのドライバーが役に立ちます。
ステマ?いや?ダイマですよこれは。
このまま縦に向けてフロートがしっかり落ちて、高さが揃っていることも確認。
これでまあええやろ感。この繊細感のなさがキャブレターセッティングに向いていないなと自覚もする。
ちなみにキャブセッティングはすべて純正そのままです。要は以下のセッティング。
- MJ 88 1~4気筒
- PJ 35 1~4気筒
- ニードル N77S
- パイロットエアスクリュー1と3/4戻し
というような感じです。細かいところは走り出してから合わせます。特にパイロットエアスクリューなんてもんは同調合わせてからでなければ分かりません。あくまでマニュアル設定値。
以下、サービスマニュアル記載値
インシュレーター交換
一応ね、30年モノではあるのでインシュレーターの交換もしておきます。何故ならば、かもしれない運転なのでね。
確かにパークリ吹いたら回転上下してるような感覚があったので。いやまあ同調あってないと同じような症状が出るんですが、念の為。
届くまで約2週間程。なげえ。費用も6000円くらい掛かりました。
交換は普通にねじ込むだけ。外すのもそんなに難しくないですが、液体ガスケットが塗られているのでちょっと硬いです。
フロントカウルのウィンカー取り付け
フロントカウルにウィンカーが取り付いておりますが、ウィンカーにゴム部品+プレート類などが付いておりませんでした。
調べてみると純正部品は出たり出なかったり。
品番としては以下。
ターンシグナルブラケット: 23051-1207
ワッシャー:92200-1021
これのためにわざわざ両側6000円弱ぐらい払うとしても非常に癪ではあるので、代替品を調べました。
どうやら、GPZ900Rのウィンカーが全く同じっぽいのでそれで調べて購入します。
私はここから。
まあ割としっかり目に直そうとするとこういったところが若干気になってはくる、という感じですね。
さて諸々取り付けし直し、気を取り直して同調
パークリで爆弾吹いて、簡易的に回転を高めにセッティングしますが、ハンチング。
ハンチングの症状自体は同調不良でも考えられますがおおよそ合わせたとしても急にストール。
なんかおかしい?となって、イグニッションコイルやプラグを交換しますが、解消せず。
電気関係を疑い始めました。
ピックアップコイルの抵抗値を測ると55Ω。一応規定値ですね。
この辺もマニュアル値を見るとこんな感じ。
うむ。ピックアップコイルは問題なさそう?とは言っても熱間時で確実な数値ではないですが・・・
イグナイターの抵抗値もそれぞれ測りますが、おかしいところはなく。
うむ。でも症状は
- 冷間時の始動はパークリでOK
- ある程度はアイドリングするが、ハンチングも多くアイドリング不良
- エンジンが熱を持って、ファンが回りだすともうエンジンが掛からない
- パークリで吹いても爆弾分は回るが、切れるとストール
のような症状なので、中途半端な感じは電気系っぽい。
イグナイターは修理キットが某オクで5000円程で売っていましたので、取り敢えずそれで修理を試みることにします。
というわけで、次回イグナイター修理。トホホ。
今回も読了、ありがとうございました。