Windows 10 KP41病に悩まされた件

おはこんち。

つい最近新PCを組みました。
RTX3080でメモリ64GB、12世代CPUを積んで4Kで色々してやろうと思ったのですが、突如として再起動が掛かったり、フリーズしたり。超うざいです。

色々対策した結果、突如再起動する問題については封じ込めることに成功。
※なのですが、他問題にてフリーズ多発中。

  • 私の環境での発生状況
  1. 時間経過によるフリーズ
    長時間・短時間関係なく。長くても2日の命だった。
  2. 高負荷時にフリーズ
    特にGPUを用いるエンコード処理。メモリの消費量は約20GB程度である。
  3. 高負荷時を耐えきったとしても、負荷が掛からなくなった瞬間
    4Kにてゲームをしていたあと、デスクトップ復旧した際に。
  4. 突如再起動が開始される
    動画視聴中に多い、画面が先に消え、音声は最後まで生き残ってる(人間か?こいつは)
  5. 画面だけがフリーズする
    これも動画視聴中に多い。エッチな動画見てるときとか困る。
  • まずKP41とは

KernelPower[41]という、PCが原因不明のフリーズ・再起動・ブルースクリーンを頻繁に起こすエラー現象。
Windows7から発生が多く報告されてきて、有名になりました。

確認方法としては

  1. [スタートボタン]左クリック
  2. イベントビューア(V)
  3. Windowsログ
  4. システム

より確認が可能です。

  • 発生条件

発生原因としては、CPUやメモリ、その他ハードウェアにおいて電源供給が不安定になるために発生するものです。

原因は多岐にわたるというものの、電源関係に関するエラーですので、そこに絞って対策すれば解決は近いです。(はず)

  • 以上から私の環境で起きている原因の推測
  1. 時間経過によるところ、メモリ関係の原因
  2. GPUエンコードなどの高負荷時、GPU関係の原因
  3. イベントビューア/Windowsログ/ApplicationにてApplication Error(1000)の確認
  4. 以上のエラー→フリーズからの電源ボタンのリセットによるKP41
  5. もしくは、突如再起動する
  • 一般的な対策

エラーが吐かれる条件としては、電源が不意に落ちてしまうことです。
OSがダンプファイル生成する前に落ちてしまっているので、電源急断等、間接的に起きていることが多い印象です。(あくまで独自調査ですが)

例えば、「フリーズしたので電源ボタンを押して強制終了した」、「アプリケーションエラーにてOSが強制終了してしまった」等に関しても、意図せず電源終了となってしまっているため、KP41が吐かれるものとなります。

このため、ハード側の問題なのかソフト側の問題なのかを切り分けることが難しいのだと思われます。

大事なのは、KP41が吐かれる際に他にエラーを吐いていないかどうかの確認です。
吐かれていなければ、ハード側の問題が大きいです。

ハード側の問題である場合
  1. 「電源の管理」の電力設定を「高パフォーマンス」に変更
  2. ハードディスクの省電力設定を無効化する
  3. 外付けUSB関連機器を取り外す
  4. コンセント周りの環境を見直す
  5. BIOSのアップデートを行う
  6. BIOSの設定変更を行う
  7. PC内部の清掃、各パーツの抜き差し確認

等があります。

特に、4番のコンセント周りの環境不良はあり得ます。タコ足にして、モニターやその他機器と一緒にPCを接続していませんでしょうか? 一般的に家庭用コンセントでは15Aまでしか接続できません。タコ足にして、それ以上の電力を消費すれば、ピークレベルにおいて電力供給が不安定になります。

自作PCである場合、電源ユニットのケーブル差し込み周りはしっかり確認しましょう。案外しっかり刺さっていない可能性もあります。差し込み不良は火事や故障の原因になりますので、今一度確認するのが吉です。また、リセットボタン等の接触不良も可能性はあります。ケースを嵌める際等、気をつけて取り付けましょう。

また、5番のBIOSアップデートは非常に有用な手段です。
私の場合、使用しているマザーボードが「ROG STRIX Z690-I GAMING WIFI」でありましたが、一部Versionにおいて、電源周りのバグが潜在していたようです。同一のマザーボードを使用の方はこちらから最新にアップデートしておいたほうが良いでしょう。

6番BIOSの設定変更についてですが、
こちらは一般ユーザーには難易度が高い作業になります。最新の注意を払って作業しましょう。
主にイジる項目は

  1. メモリ電圧関係
  2. DDR5メモリである場合、XMP設定等

です。

ソフト側の問題の場合
  1. Windows SuperFechの無効化
  2. ページングファイルの削除
  3. 高速スタートアップの解除
  4. ハードディスクの時間経過による電源を切る設定のオフ
  5. ハイブリッドスリープ設定のオフ
  6. PCI Exoressのリンク電源設定のオフ
  7. プロセッサの電源管理設定の見直し
  8. デバイスドライバの再インストール・アップデート
  9. グラフィックドライバの再インストール・アップデート
  10. Windowsシステムの修復・クリーンインストール

等。こちらに関しては為せる処置が大量にあるため、一部とさせていただきます。
調べれば死ぬほど出てくるだろうし、このサイトに到達する頃には調べ尽くしたことだよね?残念、このサイトも特に解決に至る処方は導けません。

  • 私のケースでは
  1. コンセントをPC用に独立電源を引いた
  2. メモリの抜き差しを行った
  3. BIOSアップデートをした
  4. BIOS設定より、メモリ電圧を1.1倍ほどに
  5. BIOS設定より、オーバークロック設定をオフに
  6. BIOS設定より、XMP設定をなしに
  7. Windows修復コマンドの実行(コンソールより)
  8. グラフィックドライバの再インストール

以上によって、
Application Error(1000)が殆ど発生しなくなり、自主的なKP41の発生はなくなりました。
また、突如の再起動に関してはXMP設定をオフしたところ発生しなくなりました。

しかしながら、結局のところ、高負荷時にフリーズする問題は解決していませんでした。
こちらについては、別記事にてまとめております。(記載時にリンクを貼ります)

以上にて、KP41問題対策の一部とさせていただきます。
こちらの記事については参考程度にし、結局のところ自分で症状にあった方法を処置していくしかないんでしょうね(クソ記事の見本みたいな最後を書いてしまった)

読了、ありがとうございました。

 

実は解決しました。以下

Windows 10 KP41病に悩まされた件ー解決編ー

       

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