[MC49] HONDA REBLE250 のクラッチ交換/修理[レブル250]

おはこんち。

冬優子ぱっちんです。

実は、レブル250(2017)乗ってました。
暇なときにバーンアウトやら、ウィリーやらを練習しようと思っていたのですが車重相まってクラッチが速攻で焼けてしまいました。

ですので、サクっと交換していきたいと思います。

  • 必要な工具

    1. 8mm 10mm ソケットレンチ
    2. プラスドライバー、マイナスドライバー
    3. 気合。
  • 必要パーツ

    1. 22201-MGZ-J01 (フリクションディスク) × 5
    2. 22321-KYJ-902 (フリクションプレート)× 3
    3. 22401-KYJ-902 (クラッチスプリング) × 5
    4. 11394-KYJ-900 (R.ケース ガスケット) × 1
    5. 91302-KYJ-901 (オイルリング ウォーターパイプ用) × 2
    6. これ以外にジャダースプリング新品や、オイルフィルター等

今回使わないものもありましたが、トータルで15,000円くらいでした。
クラッチだけに絞ってやる場合は11,000-12,000円くらいで済みそうな感じはします。

  • 段取り

    1. 冷却水を抜く(参考はこちら)
    2. エンジンオイルを抜く(完全に寝かせればこの限りではない)
    3. クラッチカバーに付いているホースを取り外す
    4. クラッチカバーとシリンダーに繋がっているパイプを外す
    5. クラッチワイヤーステーを取り外す
    6. クラッチカバーを外す
    7. クラッチ交換
    8. 5→1の手順で戻っていく

とまあ、ざっくりですが非常に簡単です。強いて言うならわざわざ冷却水を抜かなければいけないのが面倒です。

では早速。

1.冷却水を抜く
参考はこちら。
ラジエターキャップには小さいプラスネジで廻り止めがあるので、必ず外してからキャップを取り外す。
上記のボルトを緩め、キャップを開けた時点で大量に出てくる為、ほんの少し緩める程度で良い。

ちなみに、潰しワッシャーが使用されており、材質は銅がオススメである(漏れなければいいので交換しなくてもいいが)
2.エンジンオイルを抜く
ぶっちゃけ、ここの説明はクラッチ交換する人には不要かと思われます。
適当にやってくだしあ。(今調べた参考はこちら)
3.クラッチカバーに付いているホースを取り外す
ここに繋がっているホースを取り外す。
ホースクランプは僕のは2つ付いていて、+ネジと-ネジで回すのが一個ずつでした。
「なんで同じじゃないねん」とブチギレかましていた案件です。

ホースを引っこ抜く際は、マイナスドライバーをホース切り口側に突っ込んでテコの原理で上げましょう。
下手にプライヤーなんかで掴むと傷付きます。
4.クラッチカバーとシリンダーに繋がっているパイプを外す
(写真)
シリンダー側、カバー側で一本ずつ、計2本で留まっています。
8mmレンチでサクッと取り外せば良いです。

ちなみにカバー側から冷却水が漏れているのは持病のようです。
今回、Oリングを交換しましたが改善せず。
ホース側とカバー側の合わせ目が良くないか、ホースの形状が圧に耐えられないかのどちらかでしょうか?(シリンダー側が漏れている訳では無いので)
5.クラッチワイヤーステーを取り外す
(写真)
2点で停まっています。別に取らなくても良いですが、クラッチ交換したら結局は調整し直すので僕は取り外す派。
6.クラッチカバーを外す
外周の8mmボルトを全て外します。カバー内側は基本的に外さなくて良いです。
ウォーターポンプや、オイルフィルターカバー等を外すとガスケット代が高く付きます。
ここのボルトも必ず緩めましょう。
ちなみにお察しだとは思いますが、冷却水の跡は抜いたときではなく、漏れの跡です。
7.クラッチ交換
プラハンでカバーをコンコン叩いたりしてご対面。

中央5点で留まっている10mmのボルトをサクサクと緩めます。
経験談ですが、5本同時に少しずつ緩めなければ、ネジ山がどこか傷んでる場合バネに負けてボルトがスッポ抜けます。
そんなんなったら最悪なので、まあ気をつけてやってください。

クラッチセンターディスクを取り外し、プレート類も全部取り外します。
左側が使用、右側が新品です。少しだけ焼けていました。
左側、縦2枚はジャダースプリングと呼ばれるものです。
ジャダースプリングとはなにか?というのは調べれば大量に出てきます。

冬優子の場合では、不要でしたので取り除きます。
ですが、ただ金属の輪っかを抜いただけでは見た目的に剛性が足りない気がします。
また、厚みも足りるか分かりませんので本来のフリクションプレートを代替します。

フリクションプレートは普通であれば、4枚ですが5枚にして組込しました。
ぱっと見る感じ全然OK。ノギスにて計測しましたが、両方とも2.1mm程度。
組み込んで終了になります。
あとは元通り戻していきましょう。

最後の注意点として、水抜きする際はエア抜きをしっかりやりましょう。
僕の場合は漏れてるんであんまり意味は無いですが。
ラジエター全面に養生テープを貼って無理矢理温度を上げることでサーモスタットを開かせることができます。
あとは適当にホースをグニグニしながらホース内に残ってるエアを完全に抜いて終わりです。

大体500mlしないくらいで足ります。1L用意してれば足りると思います。

読了、ありがとうございました。

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