前回からの引き続きになります。
必要な工具
- ラチェット(インパクト合ったほうが楽です)
- ソケット(8mm,10mm,12mm)
- エクステンションバー
- ソケット角度変更アダプタ
- プラスドライバー
- モンキーレンチ2本
交換した部品
- サクションホース:95710-80F50(廃盤)
- ディスチャージホース:95720-80F50(廃盤)
- レシーバーアウトレットパイプ No.1:95732-80F50
- レシーバーアウトレットパイプ No.2:95733-80F50
- コンデンサーアウトレットパイプ:95731-80F50
- デュアルプレッシャースイッチ:95526-50G30
- コンデンサー:95311-80F50
- R134aのガス
- R134a用のOリング
アソシエイトリンクを含みます。
今回買わなかったけど、他に必要なもの
- サーミスタ: 95541-80F00
- エキスパンションバルブ:95431-72B20
- コンプレッサー:95200-72BA2
- レシーバドライヤー:95330-72B00
エアコンユニットの取り外し
- エアコンガスを抜きます
この時、電装屋さんで抜いてください - フロントバンパーを外します
フロントバンパーはナンバー裏、ウィンカー裏、ボンネットを開けて4つ、ホイールハウス前のところに左右一つずつ - コンデンサーはフロントから4つで止まってます、固着してるかもしれないので先にパキっとしときましょう
- インテークパイプ、エアクリーナーボックスを外します。
- コンプレッサーについているパイプ2本のボルトをエクステンションを使って外します。高圧側(奥)は角度変更ソケットないときつい気がします。
- コンプレッサーからコンデンサーに繋ぐパイプのボルトを緩めます。
- エバポから伸びてる2本をモンキーレンチ2本で緩めます
- 高圧のバルブ手前のボルトを緩めて分解します
- レシーバドライヤーの2本を緩めます
- コンデンサーをとめてる4本を緩めて、下から引き抜きます。レシーバドライヤーを繋ぐパイプを緩めれた場合は上からでも引き抜けます。
- その他パイプも知恵の輪になっているので全て引き抜きます
- エバポレーターは助手席から引き抜きますが、ダッシュボードを外さなくても引き抜けます。エアコンアンプとサーミスタのカプラー、内気外気切り替えワイヤーを外して上と下の両方のボルトを緩めてそのまま下に引っこ抜くだけです。
前回の加工点をしていく
今回は様子見をしたかったので、サブクーリングの施工はやめて、ヒーターコアバイパスの増設のみを施工しました。
ヒータコアにつながる2本のホースを緩めます。先に冷却水を抜いておくと楽です。内径15mm(多分14mm強がただしい)のホースを刺してヒーターコアバイパスユニットも接続します。水路の流れとしては、車を正面にみて左側のホースから右側のホースへ流れていきます。
基本的にどう付けてもうまく流れるはずです(ここはウォーターポンプの先にある部分なので、上側へホースを回しても冷却水が押し出されてエア抜きが出来る)。
不安であれば透明なホースを使用してください。
エアコンユニットの取付
- エバポレーターを付け替えます。方法は取り外した時と逆。ドレンホースを付けるのを忘れないように。
- エアコンアンプとサーミスタのカプラーを付けるのも忘れないようにしてください。
- エンジンルーム側からゴムを押し込むと非常に楽ですけど、高圧パイプが引っかかって曲がりやすいのでそれだけ気を付けて押し込めば大丈夫です。
- コンデンサーを取り付けるにはボルト5本(?)とレシーバーへ入るパイプを取り外さないと無理ですし、入れるときもそうです。
- それ以外もほぼほぼ知恵の輪状態で接続。
- コンプレッサーの配管だけは角度変更入れないときついと思います。
真空引き
エアコンシステムに真空ポンプを繋いで、真空引きを行います。
この間に冷却水を入れて、エア抜きしておきましょう。適当な2Lペットボトルを輪切りにして、ガムテープで口をぐるぐる。多少漏れててもエア抜きができれば良いんです。僕はそれでやりました。
結果は
大変良く冷えました。
P.S
EA11R後期のエアコンホースがどうしても手に入らない場合はこういったものを作っても良いと思います。ただし、R134aなら中がナイロンコーティングされているものを使いましょう。
ナイロンコーティングされているものはだいぶ抜けにくいです。この対応ホースでCOLD12使ったらもっと冷えるのかな?ちょっと気になってます。
ではまた。