こんにちは。
約1年半ほど放置したカプチーノのエアコン修理+配線整理にて覚書していきます。
現在の状況
配線について、私説のバッ直+ACC電源があります。
Amazonとかで売っている汎用のヒューズボックスを使用して、バッ直/ACC電源の2系統を管理しています。
エアコンについて、昨年ワゴンR用のコンプレッサーを取り付けしましたが、上手いこと行かず、配管が抜けそのままガス漏れ。
症状についてはコンプ不良、またエキパンの詰まりの症状がありました(高圧が上がらず、なお冷えもしない)
やること
まず、配線を整理し、小型化します。
またダッシュボードを外すので、配線の隠蔽も行います。
ここまでやる場合、エバポレーターも取り外して本格的なエアコン修理を行います。
ついでにヒーターコアのカビ取りや清掃等も行う予定です。
要は空調+配線の完全整備、といったところです。
取り外し
写真はあったりなかったり。
まずはシートを取り外します。
前2本、後2本です。
ハンドルを取り外します。
センタートンネルのカバーを取り外します。
スピーカーカバーを取り外します。
オーディオのカバーを取り外します。
グローブボックスを取り外します。
ボンネットワイヤーホルダーを取外します。
各種、循環系のワイヤーを取外します。
ダッシュボードのボルトを取外します。
配線カプラーを抜いていきます。
取外し。
そしたらこうなります。
配線整理
元々、助手席下にこういった物を取り付けしていました。
こんな感じですが、要はヒューズボックスが2つある感じです。大変ややこしいですね。
バッテリーから直で引いている+線を40Aリレーに繋いでいます。ACC電源はオーディオから引いている実ACC電源からスイッチ代わりに取っています。
また、併設している+線からバッテリー直電源を取っています。ターボタイマーとかがあれば、ここから引けばいいや、なんて適当な発想です。
これを運転席、ステアリングシャフトの横に移設します。細かい配線処理はまた後ほど。
ETCも元はヒューズBOXから取っていたのですが、ETC自体にヒューズもあり、線が長くなってしまいますし、もとより消費電力も大したことがないのでオーディオから貰うことにしました。
エバポレーターの取外し
ボンネットを開けて、配管のフレアナットを緩めます。
車内側から引っ張ることで抜けます。
なお、ガスは去年の時点で抜けているので特に問題はないです。普通は電装屋で抜いてもらってください。
ヒーターコアの取外し
アンダーカバーをジャッキアップして抜くのが面倒だったので、接地したまま潜り込み必要なボルトを外してアンダー・カバーを外しました。
そのままコックをひねって、クーラントを抜きます。
イグニッションコイルを取外して、ヒーターコアに接続されてるウォーターホースを抜きます。
そのままグリグリ引っこ抜き。ボルトは3点で停まってるので当然取ってください。なお、運転席のメンバーは取る必要ありません。冷却水漏れるので拭いてくださいね、写真では残ってますがこのあと拭きました。
ヒーターコアのOH?
当然30年モノですので、スポンジが死んでいます。
また、ちょっとカビくさいですし、マジックリンで洗います。
スポンジも死んでます。
昨年、エアコンの温度がMAXでも26℃しか出なかったのはちゃんと密閉出来てなかったことも原因なのかな?
スポンジは100均の両面テープを貼り、汎用のフィルタースポンジを貼り付けました。
メモ。
ブロアモーターの清掃も行いました。
カーボンはぼちぼち減っていましたが、この形状ならカーボン減りでもOH出来ます。
エバポレーターのOH
品番はこれ。
SUZUKIディーラーでお勤めの友達からエバポレーターをとりよせてもらいましたが、純正は廃盤。共通部品とやらを発注してもらったのですが、フレアナットの径が合わず取り付けできません。
ネットでは取り付け出来ている人も居るんですけど・・・なんで?
お調べ時間
僕のカプチーノは多分前期のエバポレーターです。後期であれば、品番が違う。
知恵袋ではやはり。
となると、R12仕様ではエバポレーターが違い、エキパンも違う。
こうなるとEA21Rの後期であれば、共通品番を使用出来るのでは?ということで、発注しました。
また、ワゴンRのコンプレッサーを使用するとパイプの径が違い、ガス抜けとなってしまったのですが、こういった変換アダプターを使えば配管加工せずに取り付けできるのかな?
色々と謎が解けてきました。
まとめ
エアコン周りのトラブルをまとめると
エキパンが合わない
→後期のエバポレーターを使用?
コンプレッサーを後期、または他車種流用
→R12仕様であれば、変換アダプターを使用
といったところです。
残りは
・配線の隠蔽
・ヒーターコアの取り付け
・エバポレーターの取り付け
・コンプレッサーの入れかえ
といったところです。
夏ももう終わりですので、急いで作業していきたいと思います。
それでは。