KAWASAKI ZXR400 スイングアームスリーブ 製作/購入/流用?

こんにちは。

だいぶ前に購入したZXR400の整備中に出てきたスイングアームスリーブについてです。

購入したZXR400、某オクにて購入しましたが明らかに整備不良。まあ、油脂類が抜かれていることは説明文に書いてありましたし、そのへんは良かったんですが。

問題は油脂類が抜かれていたことでシール類が全部駄目になっていたこととか、途中で整備して辞めちゃった感じであることとか。

特にブレーキフルードは途中で明らかに辞めちゃっていたので、フルード入れると激漏れでした。だからまあチャイナbrembo購入したんですけどね。

で、足回りも全部やり直しで有るため、まずはスイングアーム周りをバラしていたんですが、ここでもいくつかトラブル。

リアサス

リアサスのバネ受けが外れました。イニシャル掛けてなさすぎです。これ人乗ってると死んでますよ?

リンク

諸々硬すぎで一回も絶対に外してないです。まあそこは良いんですが・・・

ピボットシャフト

全然抜けない。フェラーリの真横でトンカン叩いて抜きました。フェラーリに当たるかと思ってヒヤヒヤしました。やめてください。

で。問題の

シャフトが抜けない時点である程度想定は付きました。

ベアリングが死んでいるということに。

まあベアリングはまだ新品が出るので交換すればよいのですが、問題はスリーブ。

ズタズタに齧っちゃってます。こうなると新品ベアリング入れてもまともに動かないとは思います。

で、新品が出ないか?と思い、取り敢えず品番を調べてみました。

42036-1283

廃盤品です。終わった。

では、流用を考えていきますか。
とはいっても、このタイプの構造を採用している車種を思いつかない。うん。流用考えるの終わり。

ということで、補修か製作方面で考えていきます。

メインのカラーはアルミで製作されており、その上の軸受を鉄で嵌め込んでいるような構造です。鉄は多分メッキか焼入れかな?

となると、考えられる手は2つ。

  1. スリーブを抜いて、代替スリーブを製作する。材料はクロモリ(なお、クロモリは焼入れには向いていないそうですが)。
  2. 完全に同寸のクロモリで作り直す。

という2択ですね。材料費的には1のが良いですが、古い車両ですし剛性アップと考えれば2の選択のが良い気がします。

そして取った選択は

はい。切削加工で製作でした。

外形交差がとても重要なので、気合を入れて切削しました。
27.97mmが純正だったので、これも27.95-27.98まで追い込みました。

旋盤の扱い方などは友達の旋盤工に聞きながらやっているのですが、今回は大変うまく行きました。

内径は20mmです。ボルトがガタつかなければいいので、ここは0.1mm代で合わせればいいので楽です。

長さは217mmだったかな?結構長めです。

まだ内径切削していないので、だめな方のスリーブで取り敢えず組みます。取り敢えず車検かなとは思っております。

まとめ

ないものは作る。

需要がありそうなら寸法を残しておいて、どこかで売りに出したりしようかなとか考えています。

では、読了ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です