前回のあらすじ
おはこんち。
ふゆこぱっちんです。
先日、某国から卓上旋盤を買いました。
結末から言うと、精度自体は日本製も中国製も変わりありませんでした。
ただ、剛性は上がったように感じます。
まずは、主軸のベアリングを挿入する為の治具を作ります。
これは、塩ビパイプを適当な長さにカットした後に縦割りを入れたもの。
なぜ、縦割りを入れたかというと、手持ちで一番大きいサイズでこれが丁度の主軸の径と一致していたからでした・・・
縦割り入れることによって拡げて入れればベアリングの内輪押せますからね。
ちなみにこの塩ビパイプはエストレヤのフォークのオイルシールを挿入するときに使いました。ですので、内径は∮40だと思います。
届いたベアリングを開封して主軸に軽く挿入。良い感じですね。
ちなみに買ったベアリングはNTN製 4T-32009Xという品番。近所の店で買いましたけど、モノタロウでも同じものが売ってます。やっぱりステムベアリングと同じらしい。
そして、こんな感じ。そう、何を隠そうプレス機も中華です。中華機械ばっか揃ってます。DIYで趣味で使う分には本当にちょうどいい値段が多すぎて困る。
圧入した後に気が付いたのが、グリス飛散防止か何かのプレートを入れ忘れたこと。まあ別にいいか、と思ってこのまま使いました。
そのまま、ばらしたように組みなおしていき・・・
実践。短く持てば割と精度出てるようでした。触れは0.1mm辺り。といっても、DIYでそこまで追い込むならもっと値段出した方がいいと思います。製品で3/100程度しっかり出せればいいのではないかな?結局腕だとは思いますが・・・
見た目はがっつりズレてたのですが、案外芯押し台も精度出ていました。逆にどないなってんのってとこは刃物台でした。
高さが足りない。これは普通なのか、汎用旋盤を触ったことがないのでわからない。とりあえず10円玉を使うとそれっぽくセンターが取れたのでそれを利用。
というか、芯押し台は最初どうやって脱着するのか分からなかった。引きまくったら取れたし、おもむろにぶっさしたら抜けなくなった。くそ簡単じゃん、だけどそれに気が付かない。
あと10円玉って大体1.5mmなので、0.5mm鉄板x3枚とかで高さ調整して使うといいのかもしれない。丁度手元にある鉄板が0.5mmなので。
何気に自動送りも付いていて感動した、使い方が分からなくて最初テーパー掛かって絶望した。レバーを下におろす形でロックすると自動送りなんだね、賢い。
あとの難点は刃が切れないことだと思うが、ベンチグラインダーを中古で1000円程で行きつけのバイク屋さん(某オク)で落としたので錆取り整備してます。また今度。
読了、ありがとうございます。