こんにちは。
モリワキ製MH80Rのシートレールの考察から、改造・製作まで行いました。
それの備忘録ですね。
まずは純正がどのようになっているかの説明から。
めちゃくちゃリア周りがゴツいんですよね。
と、いうのも元々リアにはタンクが置いてあるから。
MH80Rではフロントにアルミタンクを設置するので、リアには何にもありません。なんなら必要ありません。
まあタンクがあるなら仕方ない。でもタンクがないなら仕方なくない!ということで、フレームカットしていきます。
切る前に一通りどうするか確認しときましょう、間違えて切ったら剛性に影響しますよ。今回はタンクを載せているだけ・メインフレームには影響がないところだったので問答無用で気にせずバリバリ切りました。
時は過ぎこんな感じに。
思い切りの良さだけで生きています。
重量もかなり軽くなりました。なんせMH80Rといっても元はNS-1ですからね。NS1がレースに使われなかった所以はタンクが後ろにあることと、その重さですから。タイヤサイズだけは優れていて、GP3タイヤ履けるのでS50仕様の人とかが使ったり使わなかったりします(何故ならばS50だったらNF4ホイールを履くので)
切ったシートレールを更に細かく切って、繋いでそれっぽくします。
あらこれだけで十分それっぽいよね。
こんな感じで最後に横板入れて溶接して終わりです。
横板を入れないと転倒したときに横から曲げ応力が掛かって速攻で斜めります。横板の位置は端に近いほうが良いと思いますが、自前溶接でいつ割れるか分かんないので三角コーナーが出来てるところに合わせて溶接しました。
これがあるとないとじゃ、あとからシートカウル載せる楽さも変わってきますからね。
で、この車両は元々公道車でした。
多分NS-1のフレ番打ち替えてるのかな?後からサイドスタンドも溶接したっぽいです。
うちの子には要らないです、レーサーになるんですから。S80クラスなんですから。OPENクラスなんですから。
人によってはスタンド外すだけでいーよーみたいな人も居ますが、場所によっては本当にNGなので
こんな感じでキレイに落としときましょう。反対側がサンプルになるので形成もしやすかったです。
一通り終わったので、カプチーノの余り物シャシーブラックを塗って防錆。また次作業するときまで寝かしておきます。
ステムベアリング交換して、細かいところのブラケット落としたり、ちゃんとビード慣らしたり再度溶接したりして準備が整い次第塗装したいと考えています。
この場合はフレームシルバーとかになるのかね?
それでは、次回をお楽しみに。
読了、ありがとうございました。