おはこんち。
冬優子ぱっちんです。
スズキ EA11R カプチーノのエアコンの調子が悪く、流用するために色々四苦八苦した結果、最終的にエアコン配管を飛ばしましたので、まずはご報告させていただきます。
R12? R134a?
では、早速。
カプチーノのエアコンは二種類あるらしく、R12仕様とR134a仕様の二種類があります。後者はいわゆるレトロフィットと呼ばれるものです。
冷えとしてはR12の方が冷えるそうです。ただし、ガスの値段が非常に高く、Amazonで調べてみると1kg14000円程度ですね。
対して、R134aはR12より分子構造が小さく、レトロフィット化するのにシール類を全て交換しないといけません。また、配管内を循環しているオイルの種類も違うようです。そして何よりR134aは冷えが少し弱いです。ただ、ガスの値段は安くAmazonでは1kg3400円程度です。
今後ともカプチーノに乗っていくことを考えればR134a化、レトロフィットにしておくことが推奨されるかもしれません。ただ近年は酷暑のため、エアコンの性能が追いついていない感じはします。
よくある流用
さて、それで本題ですが、カプチーノには流用が出来るというコンプレッサーが存在します。
同メーカーのMC21 ワゴンRですね。
で、これがR134a化にも役立ち、取り付けも一緒なのでプーリーを変えれば流用出来るっていうのがよく聞きますよね。これ結構罠です。
ワゴンRでは、おそらく2種類のコンプレッサーが存在します。
僕が中古で購入したコンプレッサーはカプチーノとは配管径が大きく違い、処理が必要です。
そのまま着用してもガッツリ漏れてしまうので使えません。溶接するか、ロウ付けするか、のどちらかだと思います。また、アンダーブラケット側が少し膨らんでいて(抜き勾配と言うらしいです)、そのままだと入らないのでベルトサンダーなどでガッツリ削る必要があります。
ではどうするのか?
僕個人のおすすめはやはりワゴンR用の流用だと思います。なんせ、リビルド品が安いですからね。カプチーノ用は数が減ってきているのか、リビルド品は結構お高いです。
ただし、プーリー形状が違うため、マグネトクラッチがすり減ってきた場合はどちらにせよカプチーノの新品を買うことになるのでしょうね。
ということで、ワゴンR用の配管を少し持ってきてロウ付けして加工してポン付けするのが最も安牌な選択肢だと思います。
今回は僕は配管径が合わないにも関わらず、無理やり付けた結果、ネジが飛び配管が外れガスが大漏れしてしまいました。次回はロウ付けしてテストしてみたいと思います。
そうなるともう後には引けない形にはなりますが。
読了、ありがとうございました。